【中学受験】勝負の夏休み!失敗しない6年生の夏期講習の選び方

中学受験まで1年を切った小学6年生。塾によっては春から志望校別の講座も始まり、実際の試験問題をまとめた「過去問」に挑戦するなど、入試本番に備えた対策がスタートします。
特に、夏休みを使って計画的に勉強したいお子さんには、夏期講習を受講させてあげることをおすすめします。※1

これからお子さんの塾通いを検討している方、すでに中学受験の塾にお子さんを通わせている方など、それぞれの方に向けた夏期講習選びのポイントを解説していきます。

※1 エデュナビ.中学受験、夏休みの学習の進め方!タイプ別・塾別・学年別


INHOP コラム編集部

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夏期講習を選ぶ前に知っておきたいこと

夏期講習の詳細は、塾のホームページなどに明記されていない傾向があります。
そのため、詳細を知りたい方は候補の塾に電話やメール等で直接問い合わせて、スケジュールや詳しい内容、費用などを確認しておくことをおすすめします。
その際、同じ塾でも校舎によって日程や時間帯が異なる場合があるため、注意が必要です。

なお、お子さんが初めて塾に通う際には、夏期講習を受けるために事前の入塾テストが必要な場合があります。
7月中旬から受講したい場合には、6月以前から情報収集をしておくとよいでしょう。※2

また、現在は、対面とオンラインの「ハイブリッド授業」を行っている塾もあり、任意の授業を選択できる場合があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、お子さんの性格や親御さんのサポートが必要な点などを考えて選んでみてください。

※2 リセマム.【中学受験】夏期講習前「オンライン公開説明会」6/27・7/4啓明館

6年生の夏期講習は最大約30日!費用は20万円前後

6年生の夏期講習は最大約30日!費用は20万円前後

家庭で準備しなければいけないことのひとつに、塾の費用があります。
中学受験での塾代の中でも、授業時間も多くテストも増える6年生の費用は、1年間で100万円以上かかる場合があります。

関東の大手受験塾を例に、6年生の夏期講習の期間と費用をまとめてみました。

大手A 夏期講習 約19万円(全18日間)+ 特訓約6万円(全5日間)
大手B 夏期講習 約18万円(全30日間)
大手C 夏期講習 約24万円(全26日間)+ 特訓約7万円(全5日間)
大手D 夏期講習 約12万円(全19日間)+ 特訓7万円(最大11日間)

※2020年夏の参考例(テスト日含む)、国立私立中学受験コース、4教科の場合です。
※通塾していない一般生の費用です。内部生の費用と異なる場合があります。

上記の比較例によると、塾ごとに日数が異なりますが、ほとんどの夏期講習が特訓とのセットです。
仮に、期間が最大30日間のB塾を選択すれば、夏休みのほとんどの期間は塾に通うことになります。
また、C塾では、他塾に比べて授業時間が1.5倍~2倍程度長く、費用もかかります。

なお、2020年は、臨時休校によって小学校の夏休み期間が短縮されたこともあり、夏期講習のスケジュールが例年と異なりました。
2021年度もスケジュールが変わる可能性があるため、お子さんの夏期講習を検討している方は、学校のスケジュールと重ならないか事前に確認しておくことをおすすめします。

夏休み中の家庭のサポートはできる?

塾に通う夏休み期間は、塾弁や送迎など、さまざまな家庭のサポートが必要になります。
まず、夏期講習が朝から夕方まである塾では、食事の用意が必要です。
暑い日はお弁当に保冷剤を入れる、クーラー対策に上着をもたせる、飲み物を欠かさないなど、お子さんの健康管理をしっかり行ってください。※3

また、自習室を開放している塾でしたら、親御さんが仕事で不在の日も塾で安心安全に学習ができます。
ただし、現在は感染対策で一時的に自習室を閉鎖している場合もあるので、通いたい塾の校舎に確認しておくことをおすすめします。※3

家庭でオンライン授業を受講する場合、インターネットに接続できるパソコンやタブレットを準備する必要があります。
スマホの画面では先生が黒板に書く文字が読みにくいため、タブレットを用意したほうが望ましいでしょう。※4

6年生の夏期講習は、体力的にも精神的にも負担になります。
お子さんが疲れていないか、ストレスがたまっていないかなどを、親御さんの目線からチェックしてあげることが必要です。
お子さんが辛そうなときは、講習を休んで休息を取るといった選択を含めて、ご家庭でのサポートが重要となることも理解した上で、夏期講習にお子さんを通わせることができるかを検討しましょう。※3

※3 ムック.プレジデントファミリー別冊「中学受験」大百科 2018年版

※4 早稲田アカデミー.早稲田アカデミーOnline.お知らせ.進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー

夏期講習選びはこれまでの取り組みや志望校から選ぶ

夏期講習選びはこれまでの取り組みや志望校から選ぶ

さて、夏期講習を受ける心構えができたら、いよいよ夏期講習に通う塾選びです。
夏期講習の選び方は、「すでに塾に通っている/通っていない」かで大きく変わります。

カリキュラムの内容やスケジュール、費用、お子さんとの相性など、塾を選ぶための基準はさまざまで迷ってしまう方も多いと思います。
塾選びの基準に迷っている方は、はじめに「夏期講習をお子さんが受ける目的」に立ち返って考えてみましょう。※5

目指している志望校が具体的であれば、志望校の受験に向けた対策をしてくれる夏期講習を探してみましょう。
偏差値の高い難関校の場合には、専用のコースが設けられている傾向があります。
ただし、一部のコースでは、受講者の申し込み基準を設けている場合や、人数を限定している場合があります。

志望校が決まっていない場合は、通常の夏期講習に参加して、受験対策をしながら秋に向けて志望校を決めていく必要があります。
夏期講習に通うことで、お子さんの状況を見ながら塾に相談することもできます。※6

なお、塾の選び方は、お子さんが夏期講習以前から塾に通っていたか、夏期講習で初めて塾に通うかでも異なります。それぞれを見ていきましょう。

※5 エデュナビ.中学受験、夏休みの学習の進め方!タイプ別・塾別・学年別

※6 プレジデントファミリー2015年夏号

志望校別が決まっていれば志望校別コースに通うのもアリ

すでに塾に通っている場合、その塾で実施する夏期講習への参加を求められる傾向があります。
夏期講習以外に、数日間の夏期特訓や合宿が用意されている塾もあり、こちらも同様です。

そのため、すでに塾に通っている方の中には、夏期講習に参加する方も多いでしょう。
なお、志望校がすでに決まっており、現在通っている塾で、志望校別コースがない場合、他の塾の志望校別コースをとることもできます。

ただし、夏期講習の勉強量は、かなりのボリュームになります。
あまり詰め込みすぎると、お子さんの許容量を超えてしまうこともあるため、注意が必要です。

また、普段は少人数制の個人塾や個別指導などで学習している場合、大手塾の夏期講習に参加することもよい刺激になるでしょう。
ただし、6年生の夏期講習は「受験の天王山」といわれるほど大事な時期ですので、慎重に選ぶことをおすすめします。

まとめ

夏期講習といっても、さまざまな選択肢があります。
「夏休みだから、とりあえず夏期講習に行かなきゃ」ではなく、まず中学受験に対する方針を家族で確認したうえで、長い夏休み期間の過ごし方を考えましょう。

お子さんが夏期講習に通い始めた後は、親御さんによる健康面や気持ちのサポートも重要です。
夏期講習の成果が出る時期には個人差がありますが、夏期講習を乗り切れば、お子さんの自信につながります。

中学受験を志す家庭にとって、6年生の1年間はまさに試練の時です。
中学受験を乗り越えて、お子さんと一緒に笑顔になれるように、まずは夏期講習を検討してみてください。

ちなみに、夏期講習に限らず、塾選びのポイントについてはこちらの記事にまとめていますので、よろしければ合わせて読んでみてくださいね。

『塾の選び方は?小学生の塾選びで気をつけたい5つのポイント』

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