中学受験に向け国語の成績を上げるなら3つの「読」に注目!

国語の成績をアップさせたい方には、「読解力」「語彙力」「表現力」を伸ばすことがおすすめです。
「読解力」「語彙力」「表現力」を伸ばすための具体的な方法と、プラスαで押さえておきたい学習法について紹介します。


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この記事の監修者

INHOP コラム編集部

中学受験合格の鍵を握る科目「国語」

中学受験の国語

中学受験において「国語」は必須科目です。
また理科や社会などの科目と比べて高配点になることも多く、中学受験において重要度の高い科目といえます。
理科や社会などでも、すばやく内容を読み解いたり、記述式問題であれば正しい内容を記載する際に国語力が必要となってきます。※1,※2

※1 湘南ゼミナール.コラム:2019年中学受験を成功させる!苦手を得意に変える国語の勉強方法を紹介(中学受験における国語の重要性)
※2 国語の達人.誤解その3.読書をすれば国語ができるようになる「なぜ音読なのか?」

「読解力」「語彙力」「表現力」を味方にする3つの「読」+α

国語力と3つの読

国語力を向上させるためには、「読解力」「語彙力」「表現力」を伸ばすことが重要です。
これら3つを備えておくことで、国語だけに限らない「文章問題」への対策になるでしょう。

「読解力」「語彙力」「表現力」を伸ばすために提案したいことは、「多読」「精読」「音読」からなる3つの「読」です。
3つの読によって、受験に必要となる「読解力」を養えます。

また、3つの「読」に加えて、文章を書き写す「視写」や「他ジャンル読み」を取り入れれば、読解力をさらにアップできる可能性があります。※3,※4

※3 極上の受験勉強方.精読と多読による小学生の国語の読解力の鍛え方
※4 湘南ゼミナール.コラム:2019年.中学受験を成功させる!苦手を得意に変える国語の勉強方法を紹介「中学受験ではここがポイント!国語の勉強方法 記述の勉強・受験対策方法」

活字に触れ、活字を読む基礎力をアップさせる「多読」

国語力をアップさせる1つ目の「読」は、「多読(たどく)」です。
多読の目的は、読書を習慣化させることにあります。

多読をする際は、読みやすい1冊の本を繰り返し読みましょう。
本の内容は、小説や専門書、学術書など、どんなジャンルでも構いません。
特に、読書が苦手なお子さんは、自分の好きなジャンルの本であれば比較的読みやすくなるはずです。
本を読むことが習慣化されれば、活字に慣れていき、文章を読むスピードがアップしていくでしょう。
その結果、受験の際に出てくる「長文問題」を素早く読み解く力につながって行くのです。※5,※6

※5 極上の受験勉強法.国語の多読と精読の方法
※6 極上の受験勉強法.精読と多読による小学生の国語の読解力の鍛え方

活字と丁寧に向き合い文章の理解力をアップさせる「精読」

国語力をアップさせる2つ目の鍵は「読」は「精読(せいどく)」です。
精読とは、「細かい所までよく注意して読むこと」を指します。

精読のポイントは、急いで読むのではなく丁寧に読み進めていくことを意識することです。
読み進めるなかで、少しでも意味がわからない言葉や表現が出てきたら、辞書などを使って確認してください。

精読に利用できる例としては、教科書があります。
有名な文学作品をはじめ、読みごたえのある文章が豊富にあり、精読におすすめです。

はじめのうちは、お子さん一人できちんとした精読を行うのは難しいので、親御さんがサポートしながら精読を行うと良いでしょう。
お子さんが主語と述語の関係を理解して読み進めているか、この指示語がどこを指しているのか、などを確認してあげると効果的です。※7

※7 AERAdot.「問題数をこなすよりも精読が大切」国語のプロが力説する中学受験の勉強法 夏本番! 親子で乗り切る受験対策、四教科別「壁」突破法

声に出すことで理解力をアップさせる「音読」

国語力をアップさせる3つ目の「読」は、「音読(おんどく)」です。
文字を目で追って読む黙読とは違って、声に出して読み上げることにより、文章を読む習慣づけができます。
活字が苦手な子どもでも、くり返し声に出して読み上げることで文章が頭のなかに入りやすくなり、内容を理解しやすくなるでしょう。

音読のポイントは、ゆっくりと丁寧に読み上げていくことです。
読み飛ばしや読み間違いがないように気をつける必要があるため、音読をする際は、親御さんの協力をおすすめします。
その際、文節ごとに読めていなかったり、文章の区切りがおかしい場合には、文章を理解できていないおそれがあります。
親子で一緒に確認して、理解度100%を目指しましょう。※8

※8 中学受験ナビ.音読が続かない場合に試してみたい7つの方法|「国語力」が、中学受験を左右する!

プラスαに取り入れたい「視写」と「他ジャンル読み」

3つの「読」にプラスαして取り入れたい学習法として、「視写」と「他ジャンル読み」があります。

「視写」とは、小説や問題文、新聞の記事、コラムといった文章をそのまま書き写すことです。
すでに完成されている文章を書き写していくため、文章の型や漢字の書き方、正しい表現法を覚えられるでしょう。

「他ジャンル読み」とは、1つのジャンルにこだわらず、多くのジャンルの文章を読むことです。
さまざまなジャンルの本を読むことで、多彩な知識や能力を身につけられます。
知識の幅が広がれば、国語以外の教科の成績向上にもつながっていくでしょう。※9,※10

※9 みんなの教育技術.視写を生かしたシンプルな国語授業で語彙力、文法力を伸ばす「視写は文と向き合うこと」
※10 ARUHIマガジン.【読書に効果】多ジャンルを読む子どもは「社会」の成績アップが顕著に

3つの読を積み重ね、国語の成績アップをめざそう

3つの読で国語の成績アップ

ただ本を読めば、国語の成績が上がるわけではありません。
本を読む際、「多読」「精読」「音読」の3つの「読」を身につければ、本を味方につけられるため、国語力は格段にアップしていくはずです。
文章を読み取るための基礎や正確に読み進める力を備えることで、国語だけではなく全教科の底上げも期待できるでしょう。

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