中学受験の社会科目別の問題の特徴とその勉強法についてご紹介

中学受験における「社会」は、小学校で学ぶ社会科の授業内容ではカバーしきれない部分が多く、各分野ごとに計画的に対策をする必要があります。※1
それぞれの分野の特徴は以下の通りです。

・地理分野:基本的な知識として、地形や気候、都道府県名や主要都市などが問われます。地名は名称だけでなく、地図上の位置もしっかり確認しておく必要があります。
・歴史分野:政治を中心とした通史を年表通りに覚えることが必須となります。歴史上の人物の名前や文化、諸外国との関係などが問われることもあります。
・公民分野:政治や経済、国際関係などについて問われます。近年は時事問題の比率も高く、日頃からニュースをチェックして理解しているどうかが重要となってきます。

この記事では、これらの内容と試験対策方法ついて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※1 四谷進学会.中学受験・社会-科目別勉強法


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この記事の監修者

INHOP コラム編集部

中学受験における社会の特徴とは?

まずはじめに抑えておくべきことは、どの分野でも大半の問題では、基本的な用語が問われているということです。※2

ただし、教科書通りの設問でないことが多く、正確な内容理解が必要となります。
特に歴史分野では人名などの漢字を正確に書くことが求められるので注意が必要です。
丁寧に分かりやすい文字を書くようにしましょう。

また、統計資料や写真などから読み取れることを答えさせる記述問題があります。
資料からその原因や理由を解答する必要があるため、各分野ともに因果関係や物事の背景についても理解しておく必要があります。※3

ここから分野ごとに詳しく見ていきましょう。

※2 臨海セミナー小学生.教科別入試傾向と対策
※3 栄光ゼミナール.プロが教える中学受験。社会(地理・歴史・公民)の勉強法

地理の問題の特徴解説


基本的にどの分野も小学校の教科書に載っている内容から、作成されています。
地理の特徴としては、地図やグラフ、写真とともに出題されることが多い点です。

まずは基本的な重要事項や用語を理解するようにしましょう。
その際、丸暗記をするのではなく、何が関連する項目なのかを併せて整理しておくことが必要です。

また図やグラフから内容を読み取る記述問題が出題されます。
単に読み取るだけでなく、自分の持ち合わせている知識を活用して文章にまとめることが求められます。

※4 浅野中プロ家庭教師の入試問題対策サイト.浅野中の社会の入試傾向と合格対策

地理の問題対策

地理では問題文を読むことも多いため、リード文を素早く理解する必要があります。
問題集に取り組む際は、重要な箇所を正確にn抜き出す力を身に着ける必要があります。
最初は重要な部分に必ずマークをつけるなど目立たせる工夫をしても良いでしょう。

基本的な問題で苦戦しやすいのは、都市の位置などです。
場所が覚えにくいときは白地図に都市の位置を書き込んでいくことで理解を深めることができます。※4

歴史の問題の特徴解説


歴史は古代から近代までまんべんなく出題されます。
写真問題も多く、建造物や仏像などの美術品などは資料集で確認しておくと良いでしょう。※5

また、単なる歴史の出来事を答えるというよりは、時系列や諸外国との関係など前後関係や比較、因果関係を問う問題が増えています。
そのため、スポットではなく、歴史の流れを通史で覚える必要があります。

※5 学校法人鎌倉学園 中学校・高等学校

歴史の問題対策

通史は通史でも、基本的に政治・経済・文化を中心にまとめられています。
それぞれのテーマ別に理解しておくと得点アップにつながります。

記述問題は歴史的資料から読み取らせる思考型の問題も増えています。
有名な資料は、写真と同様に資料集などで確認しておくと良いでしょう。
あとは自分のもつ知識を簡潔にまとめることが重要です。
問題集の模範回答などを参考にしながら、重要な用語を逃さずに文章にする練習をしましょう。※6

※6 Leadwers Brain.中学受験プロ家庭教師

公民の問題の特徴解説


公民では、政治や経済について問われます。
現在の各国の政治状況や財政状況などにアンテナを張っておきましょう。
時事問題などと関連づけた記述問題もみられるので、教科書レベルの知識とニュースとの関連などを押さえておく必要があります。※7

※7 芝中プロ家庭教師の入試問題対策サイト.社会の入試傾向と合格対策

公民の問題対策

公民は時事問題や他分野と関連した問題が出題されることがあります。
産業や貿易などは国際的な関係性を問う問題もあるので、基本的な用語の学習とともに、関連項目と結びつけて説明できなければいけません。

問題集を解くときは、重要なキーワードが何かをまず書き出す練習をしましょう。
出てきたキーワードは、それぞれ最小限の文章で説明できるように短文でまとめます。
キーワードが説明できるようになれば、それらの関係性を問う記述問題にも対応できるようになります。※7

社会科の問題の全体的な出題傾向

近年は、暗記に頼った問題ではなく、時事問題などの出題が増えています。
日頃からニュースや新聞などに接する機会を持ちましょう。

また、その年に変わったことが問われることが多いです。
政治家の名前や新しい法律などは要チェックです。
人名などは正しい漢字で書けるようにしておくこと、新しい法律はどのような内容なのかなど基本的なところをしっかり押さえることが得点アップにつながります。※8

※8 湘南ゼミナール.社会は暗記ができれば点数が上がる!効率の良い勉強法とは?

問題を制するための勉強法とは

社会で高得点を得るためには、知識やそれらを結びつける力が必要です。
丸暗記では太刀打ちできませんが、ますは基本的な用語は理解しておきましょう。

用語の覚え方が分からないという場合は、いろんな方法を試してみると良いでしょう。
人によって読むことで覚える人もいれば、書くことで覚える人もいます。
自分に合う方法を見つけ、繰り返しやることで基本的なところは忘れないようになります。※3

まとめ

今回は中学受験における社会の勉強方法について解説してきました。
中学受験の社会の出題範囲は多岐にわたるため、つい勉強を後回しにしがちです。
しかしながら、時事問題や、物事の背景とその理由をきちんと理解するのにはとても時間がかかります。

他の受験者と差をつけるためにも早い段階から勉強しておくのがおすすめです。

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