【検証!】習い事がお子さんに及ぼす効果

「お子さんの習い事はどのようなものが人気なのか」「どのような効果があるのか」「どうやって決めればいいのか」といった悩みを持つお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなお子さんの習い事の効果に関して紹介します。


INHOP コラム編集部

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子供に人気の習い事事情

学研教育総合研究所の2020年の調査によると、子どもの習い事ランキングは次のようになっています。※1

1位  水泳       :26.7%
2位  学習塾      :18.1%
3位  英語・英会話   :16.7%
4位  通信教育     :16.7%
5位  音楽教室     :15.3%
6位  サッカー     :7.1%
7位  体操教室     :6.5%
8位  書道       :6.2%
9位  習字       :6.0%
10位  そろばん      :5.8%

運動系の習い事では水泳とサッカーが人気であり、文化系の習い事では英語・英会話や通信教育といった多種多様な内容が並んでいます。

※1 学研教育総合研究所. 小学生白書web版2020年8月調査「 7.習い事について」

文化系で人気のある習い事とその目的

文化系の習い事はランキングの上位を占めており、その内容は子どもの学力向上に直結するものが多いです。
その目的として、集中力を高めることや技術そのものを身に付けるといった回答が調査結果では見られ、成績の向上や学校生活を意識していることが伺えます。※2

※2 子どもの習い事の現状. 久本信子.夙川学院短期大学研究紀要27: 29-51,2003

運動系で人気のある習い事とその目的

ランキング第一位の習い事である水泳を習う理由については、「体力作り」「自分がしてて楽しかったし、怪我なく安全にできるスポーツだから」「体験に行って本人が楽しそうにしていたため」などさまざまです。※3

水泳に限らず、運動系の習い事をさせる目的には、「健康のため」「体力作り」「集団に慣れる」といったものがあり、文化系の習い事が学力や集中力の育成なのとは対照的に、身体面・健康面での目的が伺えます。※2
文化系の習い事だけでは得られない経験が期待されていることが分かります。

※3 PRtimes. 【2020年 習い事調査】水泳が1位であり続ける理由

習い事によって期待できる効果

習い事によって期待される効果について、さまざまな研究結果が報告されています。

淑徳短期大学の行った調査では、短大生・専門学生を対象に習い事の影響について、「習い事で技術の習得ができたか」という質問に対し、音楽教室・水泳教室に通った学生のうち約80%、学習塾に通った学生のうち約60%が、ポジティブな評価であったと報告しています。
また、その具体的な評価の中身としては、音楽教室に通った学生の65%が「感情が豊かになる」、学習塾に通った学生の30%弱が「論理性や思考力を高める」といった影響を挙げており、さらに全ての習い事において、30%〜50%の学生が「習い事によって集中力が高まった」と回答していたことが分かったそうです。※4

また、上記の調査結果をさらに突き詰めると、自分でやりたいと習い事を始めた学生ほど「技術の習得」「習い事が好きになる」「集中力が付く」などの項目をポジティブに評価している一方で、親や友人のすすめで始めた学生はネガティブに評価しているという結果が。※5

つまり、習い事自体によるポジティブな効果はありつつも、やはりお子さん自身が「やりたい」と思って始めるか否かで、その効果は変わってくるということです。
お子さんの習い事を決める際には、お子さんの気持ちを踏まえて決定することが大切であると考えられます。

※4 子どもの時期の習い事に対する青年期の評価(その1)子どもと親の評価の差を中心に. 萩原英敏. 淑徳短期大学研究紀要41:43-82, 2002.

※5 子どもの時期の習い事に対する青年期の評価(その2)習い事別の項目間の関係を中心に. 萩原英敏. 淑徳短期大学研究紀要42:49-65, 2003.

習い事の決め方

お父さん、お母さんとしては、「習い事でお子さんにこんな能力を身につけてほしい」という思いがあるかもしれません。
ただ先述の研究結果にもあったように、お子さんがやりたい習い事を習わせてあげると、技術が習得しやすい、習い事を好きになってくれるなど、ポジティブな影響が大きくなります。
体験教室などをきっかけにお子さんが習い事に興味を持つ可能性もあるので、お父さん、お母さんは色々なきっかけを与えて、お子さんのやりたい習い事をいっしょに見つけてあげましょう。

まとめ

この記事では、お父さん、お母さんが知っておきたいお子さんの習い事の効果を紹介しました。
運動系の習い事では「健康のため」「体力作り」「集団に慣れる」、文化系の習い事では「成績の向上」「受験のため」「集中力を高めること」「技術そのものを身に付けること」があることが伺えました。
また、先行研究においても習い事ではさまざまなポジティブな効果が得られることが報告されていました。

習い事の内容によって期待できる効果は異なりますが、お子さん自身がやりたい習い事をすると、良い影響を受けられる可能性がより高まります。
またお子さんが習い事を無理なく続けられるよう、習い事の数をコントロールするなど、お父さんとお母さんがサポートしてあげましょう。

ぜひ、お子さんと話しながら習い事を決めてみてくださいね。

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