認知機能の低下をSTOPさせたい!大人にオススメ脳トレゲーム5選

認知機能とは、判断・計算・理解・学習・思考・言語などを含む脳の高次機能です。年齢を重ねるごとに脳が衰え、徐々に低下していきます。
しかし、脳トレゲームを継続しておこなうことで、認知機能の低下スピードをゆるやかにできることをご存知でしょうか。

この記事では認知機能に対する脳トレゲームの有効性や、オススメの脳トレゲームを紹介します。※1

※1 4週間の処理速度トレーニングで高齢者の認知力と抑うつ気分が改善!―処理速度トレーニングゲームの開発とその効果を検証―.野内類.東北大学加齢医学研究所 東北大学学際科学フロンティア研究所「<詳細な説明>1)研究の背景」,2017.

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この記事の監修者

INHOP コラム編集部

認知機能の低下を防ぐにはどうすればいい?

認知機能の低下を防ぐにはどうすればいい?

65歳以上の高齢者の4人に1人は「軽度認知障害(MCI)」の疑いがあることをご存知でしょうか。軽度認知障害とは、物忘れなどをはじめとする脳の認知機能の低下はあるものの、とくに問題なく自立した日常生活を送っていけるなど、認知症になる手前の状態を指します。

しかし、症状が軽いため、軽度認知障害だと気づかないまま日常生活を送っている方が多く、見すごされてしまうケースもあるようです。

軽度認知障害は、早期発見からの早期対策が、症状の回復や改善、進行を遅らせる鍵になると言われています。認知トレーニングの役割を持つ脳トレゲームは、有効な早期対策として注目されているのです。※2

※2 相談e-65.net.認知症のいろは.軽度認知障害(MCI)改善のための対策とは?「MCI改善のための対策(3)認知トレーニング」

脳のトレーニングになぜゲームが有効なのか

脳のトレーニングになぜゲームが有効なのか

加齢にともない、行動に制限が出てきた方や、身体機能が低下している方もいることでしょう。脳トレゲームは、体を大きく動かさずとも取り組める「知的活動」として注目されています。

脳トレゲームが注目されている理由は、座ったまま取り組めることも多く、タブレットなどを用いてできるため、状況に応じて柔軟に取り組めるところです。

ゲームと聞くと、ただの遊びのような印象を持つ方もいらっしゃいますが、昨今は市販されている脳トレゲームでも、健康な高齢者の脳の前頭葉機能を向上させる効果が明らかになっています。だからこそ認知機能の低下を予防するために、本記事ではあえてゲームをオススメします。※3 ※4

※3 ワークショップII.神経心理学における IT 活用「脳トレゲームは認知機能を向上させることができるのか?「IV.脳トレゲームを用いた認知トレーニング(ページ5)」

※4 LIFULL介護.【知って予防】認知症予防.今日からはじめる脳トレ「認知症の予防法は日々の生活にある知的活動」

簡単!すぐできる!脳の認知機能をアップする5つの脳トレゲーム

簡単!すぐできる!脳の認知機能をアップする5つの脳トレゲーム

認知機能の低下を防ぐための脳トレゲームにはどのようなものがあるがご存じですか?
ここからは、脳トレゲームを取り入れる際の参考にしていただけるよう、初めての方におすすめの脳トレゲームを5つピックアップしてご紹介します。

脳トレゲームをおこなう際のポイントとして、ゲームをクリアすることや、正解を出すことだけに意識を集中しないようにしましょう。ゲームをすることに意義がありますので、間違えても気にせず、ゲームを楽しむことに重点を置いてください。※5

※5 老人ホーム検索 探しっくす.自宅でも簡単にできる!認知症のリハビリ方法.認知症のコラム「自宅でおこなう認知症リハビリの注意点」

ゲームその1「記憶力チェックゲーム」

記憶に関する脳トレとして、カードや写真を用いた「記憶力チェックゲーム」があります。準備するものは、日常生活で目につく食材や動物、植物の写真やイラストが数種類のみです。

例えば、カードを1枚ずつ見せて名前を当てていく記憶力チェックゲームでは、スピードをあげていくことで脳に刺激が与えられて血流がアップし、認知機能の向上も期待できます。

また、複数枚のカードを同時に使う場合、3~5枚程度のカードを見せて記憶してもらった後に、「3枚目は何の写真でしたか?」などと質問するやり方もあります。

さらに、カードを覚えた後にまったく別の作業をおこなってから、何のカードがあったかをヒントなしで言い当てるなど、工夫次第でさまざまなゲームがおこなえます。※6 ※7

※6 老人ホーム検索 探しっくす.自宅でも簡単にできる!認知症のリハビリ方法|認知症のコラム「脳トレも認知症予防に期待できるリハビリ方法」

※7 カニジル.鳥取大学医学部附属病院 広報誌.脳を鍛える とりだい流「8つの知的活動|1.記憶力」

ゲームその2「ストループテスト」

ストループテストでは、脳の前頭葉の動きをチェックし、繰り返しおこなうことで前頭葉が鍛えられると言われています。前頭葉は、考える・記憶する・判断する・応用するなどをはじめ、感情をコントロールするなどの役割を担っています。

ストループテストのやり方は、「青」という文字を赤色で書き、「何色で書いてあるか」「何色と書いてあるか」といった簡単な質問に答えてもらうだけです。手作りのカードやタブレットなど、カードの種類を選べるため、準備をしやすい点に特徴があります。

なお、「青→赤→黄」などと文字を並べ(描く色は別の色)、順番に読みあげる方法を取り入れるなど、バリエーションを増やして難度を調節できる柔軟性もあります。※8 ※9

※8 【MY介護の広場】第7回掲載.脳を活性化させるドリル

※9 Active Brain CLUB.人間らしく生きるためには「前頭前野」が大事.脳のはなし

ゲームその3「数字つなぎゲーム」

いくつかのルールを決めて、点と点を線でつないでいく「数字つなぎゲーム」は、注意力と集中力を高め、脳の活性化を促します。

例えば、紙やタブレットなどの画面上にランダムに数値を配置し、小さい数字から大きい数字の順に線をつないでいくやり方があります。慣れてきた場合には、大きい数字から小さい数字の順番につないでいくなどの変化をつけられるため、飽きずに続けられるでしょう。

他にも線をつないでいくことでイラストが完成する「線つなぎ」や、最初に紹介した数字をイラストに変えて、しりとり感覚で線でつないでいくゲームなどもオススメです。線つなぎゲームは紙とペンさえあればどこでもできる利便性が魅力です。また「何をどのように線でつなぐのか」のルールを自由に変更できるため、多くの方が楽しめる自由度の高さにも特徴があります。※10

※10 4週間の処理速度トレーニングで高齢者の認知力と抑うつ気分が改善!―処理速度トレーニングゲームの開発とその効果を検証―.野内類.東北大学加齢医学研究所 東北大学学際科学フロンティア研究所「<詳細な説明>1)研究の背景」,2017.

ゲームその4「じゃんけんゲーム」

幼い頃から慣れ親しんだ遊びである「じゃんけん」も、やり方次第では高度な認知機能を要する遊びに変化します。

最初は、普通にじゃんけんをしてみましょう。次に、相手の人が出した「手」を確認してから勝ちの「手」を出す、「後出しじゃんけん」をやってみてください。後出しじゃんけんは、最初は相手に「勝つ」ことを目的に行い、慣れてくれば後出しで「負ける」「あいこにする」と目的を変化させていくことで、脳の前頭前野の活性化を期待できます。

また、他のことをやりながらするじゃんけんも効果的です。ボールをドリブルしながらじゃんけんをするなど、さまざまな工夫をこらしてみてください。※11

※11 リハプラン.高齢者の頭の体操・脳トレ.体を動かして楽しめる体操方法とは

ゲームその5「漢字クイズ」

紙でもホワイトボードでも準備可能なゲームとして、漢字を使ったゲームもオススメです。

例えば、「漢字間違い探し」は、同じ漢字をいくつか並べ、そのうちの1つだけ微妙に違う漢字を紛れ込ませ見つけてもらうゲームです。
次に、「読み仮名あてクイズ」は、難読漢字などの読み方を当ててもらったり、漢字一文字を見せて「音読み」「訓読み」を答えてもらったりするゲームです。漢字の選択によって難度を調節できるため、漢字が得意な方から苦手な方まで楽しめます。
最後に、四字熟語の1文字を空欄にして、空欄に入る言葉を当ててもらう「クイズ」など、漢字を使ったさまざまな脳トレゲームがあります。

なお、回答方法をアレンジすれば、同じ脳トレゲームでも、飽きにくい工夫ができます。※12

※12 介護のほんね.高齢者におすすめの脳トレ方法はありますか?

家庭用ゲーム機やスマートフォンを用いた脳トレゲーム

ここまでアナログでできる脳トレゲームをご紹介してきましたが、近年では家庭用ゲーム機やスマートフォンを用いた脳トレゲームも多数発売されています。ここではおすすめの家庭用ゲームソフトとスマホアプリをご紹介します。

家庭用ゲーム機での認知トレーニング

家庭用ゲームであれば、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授が監修しているゲームがおすすめです。川島教授は高齢者の認知機能に関する研究を行っており、認知症患者の認知訓練法の開発や普及に向けた取り組みなどを行っています。※13
日頃からゲームをされる方や、お住まいに家庭用ゲーム機がある方はぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。

※13 東北大学.川島隆太研究室

株式会社NeUとINHOPの共同プロジェクト「Active Brain CLUB」

スマホであれば、脳を計測しながら記憶力を鍛えられる「Active Brain CLUB」がおすすめです。

Active Brain CLUBは、株式会社NeUとINHOPの共同プロジェクトで、認知機能の維持・向上のための最新脳トレを提供しています。

提供元である株式会社NeUは、川島隆太教授が取締役を務める脳科学カンパニーで、脳科学の知見と技術を軸に、生活の質を指すクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上を目的として設立されました。

ここでおすすめする脳トレは、このActive Brain CLUBが開発した「超小型脳活動センサー」と「脳トレアプリ」のパッケージサービスです。

脳活動センサーを使いながらゲームをすることで、自分の脳の活性度を確認しながらトレーニングが行えます。またゲームのスコアからその日の脳年齢も知ることが可能です。

脳トレの結果はスマホ上で管理ができ、日々のトレーニングの結果を見返したり、自分自身の成長を実感することもできます。

継続的な利用により、次のような効果を期待できます。

・仕事や学習、家事が効率よくできる
・すばやく作業や判断ができる
・もの忘れや思い出せないことが減る
・怒りやイライラを自制(がまん)できる……など ※14

詳細は、下記から確認可能です。
認知機能の維持・向上を望む方は、この機会に導入してみてはいかがでしょうか。

※14 株式会社NeU.脳のパーソナルトレーナーActive Brain CLUB


Active Brain CLUB

大人も子どもも「脳トレゲーム」で脳を活性化させよう

大人も子どもも「脳トレゲーム」で脳を活性化させよう

手軽に遊べて楽しめる脳トレゲームの数々。この程度のゲームをおこなうぐらいで、本当に認知機能の低下を防げるのだろうかと心配になるかもしれません。しかし、簡単で単純なゲームほど奥が深く、やり方をさまざまに変化させていくことで、普段の生活ではできない刺激が脳へ与えられるはずです。

お子さんやお孫さんといっしょに、楽しく遊びながら脳の認知機能低下を防げるのであれば、他の脳トレが続かなかった方でも、ムリなく続けられると思いますので、まずはやってみてください!

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