大学入試「過去問」はいつから始めるべき?時期の目安や効果的な使い方を解説

大学受験の対策に欠かせない「過去問」とは、各大学の過去の入試問題と解答が数年分まとめられている問題集のことです。
この記事では、過去問に取り組み始める時期、何年分解けばいいのかなど、過去問の効果的な使い方について解説します。
ぜひ受験勉強の参考にしてください。

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INHOP コラム編集部

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過去問に取り組む前に知っておきたいポイント

まずは、過去問の入手方法や取り組む前に知っておきたいポイントを確認しておきましょう。

過去問の入手方法

過去問は、大学によって、通称「赤本」「青本」「黒本」などと呼ばれる書籍形式や、Webによるダウンロード形式があります。※1
書籍形式の過去問は、例年5月頃から順次書店に並びはじめます。

一方、ダウンロード形式の過去問は、大学ごとに公開される時期が異なります。
見逃さないよう、新年度になったら定期的に該当する大学のホームページを確認しておきましょう。※2

入試の間際にあわてないためにも、志望校や併願校が定まり次第、できるだけ早く過去問を手に入れておくことをおすすめします。

※1 赤本ウェブサイト.赤本の教学社 大学過去問題集

※2 上智大学.過去の一般入試の解答および標準的な解答例|入試案内

過去問に取り組む前の準備

過去問の演習に取り組む前の準備段階として、次のような点を確認しておきましょう。※3

・志望校の受験科目およびその配点
・出題形式(マーク式/記述式など)
・出題傾向(長文問題の割合など)
・合格最低点および合格者平均点

たとえば、出題科目と配点を把握することで、大学ごとに対策するべき最重要科目がわかります。

また、共通テストを利用した試験方式を考えている受験生なら「各科目で何点以上取ればいいのか」という目標設定ができます。
国公立入試の2次試験でも出題される科目は、2次対策を兼ねて共通テストの目標点を高めに設定するなど、戦略も立てるうえでも役立つでしょう。※3

※3 HERO ACADEMY.赤本の使い方

過去問の目的と意識すること

過去問を利用する目的は、大きく分けて2つあります。
1つは志望校の出題形式や問題傾向を理解し、時間配分などの参考にすること。※4
もう1つの目的は、合格に向けた計画を立てる指針にすることです。※5

過去問は漠然と解けばいいのではなく「その大学の出題形式や傾向を確認しながら、現在の課題と今後の勉強方針を見極める」という意識で取り組むことが大切だといえます。

※4 京大塾.センター試験 経済学部 大きく差がつく時間戦略

※5 Studyplus.【大学受験】赤本はいつから?何年分?赤本(過去問)の使い方を徹底解説

過去問に取り組む時期や順番、何年分やるべきか

過去問に取り組む時期や順番、何年分やるべきか

では、高3生が過去問の演習に取り組むのはいつごろが最適なのでしょうか?

事前に準備しておくべきことや、複数の大学の過去問に取り組む順番、何年分やればいいのかについてそれぞれ解説します。

始める時期の目安

いつ演習を始めるのかは、受験する大学や学部の数により多少異なりますが、1つの目安として次のような時期があげられます。

・共通テストの過去問は11月から解く※6
・各大学の過去問は12月までに一度は過去問を解き終えておく※7 

上記を目安として考えれば、東大・京大レベルや医学部を受験する人なら8月頃、早稲田・慶應義塾レベルの私大や旧帝大レベルは9~10月頃、MARCHや地方の大学レベルを目指す方なら11月から演習を始め、受験が本格化する12月までに時終わっているようにしましょう。※8
なお、共通テストは2021年の時点では1回分しか過去問がありませんが、出題範囲や方針はセンター試験をベースとしているため、センター試験の過去問を利用できます。※8

※6 センセイプレイス.【大学受験】共通テスト対策はいつから始めればいいの?|結論とやるべきことを解説

※7 現役東大生が勉強法を解説!大学受験.net.大学受験で過去問はいつからやる?最強の使い方を東大生が解説!

※8 スタディサプリ進路.高校生に関するニュースを配信.大学入学共通テスト対策!各教科のスタサプ講師が解説!

準備できていることが前提

過去問に取り掛かるには、入試に出題される範囲の勉強を終えて、問題を解けるレベルまで理解できていることが前提です。
過去問を解きはじめる予定の2か月前には高校の範囲の学習を終え、その内容を使いこなせるよう問題集などに取り組んでおくのが理想的なスケジュールといえます。※7

ただし、問題を解く前の段階で合っても、出題形式や傾向を知っておくことは有効です。
大手の予備校備校や進学情報サイトでは、各大学の過去の出題を分析、傾向と対策が掲載されているので目を通しておきましょう。

取り組む順番

過去問には3~10年分以上の年度の問題が収録されていますが、どの年度から始めればいいのでしょうか。
一般的には、古い年度の問題から解き始め、最後に最新の問題を解いて本番のシミュレーションを行う方法が効果的だといわれています。※7

古い順番で取り組むことにより、志望校の出題傾向に慣れた後に、本番に近い最新の過去問で自身の実力を測ることができます。

過去問は何年分やれば良い?

「過去問は何年前までさかのぼって解けばいいのか」と迷うこともあるかと思います。
過去の大学合格者アンケートによれば、「3~6年分解いた」という意見が最多でした。※9

第1志望校・第2志望校までは5年分、国公立最難関大では8~10年分に取り組むのがおすすめです。
併願校の過去問も、3年分は解いておきましょう。※10

大学独自の方針により、出題傾向を大きく変えることもあります。
その場合は、出題傾向が変わった後の過去問に取り組みましょう。

なお、国の学習指導要項の変更により出題傾向が変わることもあるので注意が必要です。※11

※9 ベネッセ教育情報サイト.いつから?何年分?志望大の過去問に関する疑問を解消!

※10 トマガ.ここが合否の分かれ目!過去問を「何年分」「どう復習するか」

※11 大学受験ハッカー.数学Cが復活。統計が必須化。数学の次期学習指導要領案(2022年度開始)をわかりやすく解説!

過去問の効果的な使い方

過去問の効果的な使い方
過去問に取り組む際には、次のような点を意識して進めるとより効果的です。

まずは入試本番と同じ時間割で解く

まずは、開始時間や教科の順番を含めて、本番と同じ時間割で取り組んでみましょう。
それにより、集中力が落ちるタイミングなどを知ることができるため、本番を想定したシミュレーションになります。※12

※12 STEPあれこれブログ.【大学受験】いつから?何年分? 先輩たちの「赤本活用法」…卒業生185名に聞きました

入試本番より10分短く時間設定する

次に、おすすめの方法として、各教科とも設定時間を10分短くして解く方法があります。※13
時間が短いことで、演習であっても緊張感を持った状態で取り組めるでしょう。

本番で気持ちにゆとりを持てる効果を期待できます。
仮に、演習通りの時間で解ければ、余った時間を見直しに充てられます。
※13 予備校お役立ちコラム|予備校比較ガイド.【大学受験】過去問の使い方次第で学力上昇が加速する

間違えた問題の正しい答えを理解する

過去問で間違えた問題は、教科ごとに次のような方法で見直して頭に入れていきましょう。※13

・数学…その領域を参考書と問題集で集中的に復習する
・英語…長文問題を和訳し再度英作文して、問題文と同じ文法・表現になるまで繰り返す
・理科/社会…その分野の教科書や問題集の前後3ページ分を含めて復習する

何度も解き、満点が取れるまで繰り返す

志望度の高い大学を中心に何度も繰り返して、最終的に満点を目指しましょう。

過去問と全く同じ問題が出題されることはありませんが、同じ知識が形態を変えて出題される可能性はあるため、繰り返すことで傾向をつかめます。※13

また、2回目以降は、時間の使い方が改善できているか、抜けていた細かい部分の知識が穴埋めできているかといった部分もチェックしましょう。

過去問を入試の得点アップにつなげるために

過去問を入試の得点アップにつなげるために
大学入試の過去問を使う際は、次のようなスケジュールをおすすめします。

・5月頃から書店や大学サイトにて入手する
・入手したらすぐに、科目・配点・形式・傾向などをチェックして把握する
・東大・京大レベルや医学部を受験する人なら8月頃、早稲田・慶應義塾レベルの私大や旧帝大レベルは9~10月頃、MARCHや地方の大学レベルを目指す方なら11月から過去問を解きはじめ、12月までには解き終わらせる

実際に過去問を解くときは、次のような使い方がおすすめです。

・まずは入試本番と同じ時間割で解く
・2回目以降は入試本番より10分短く時間設定する
・解き終えたらすぐ採点する
・間違えた問題の正しい答えを理解する
・何度も解き、満点が取れるまで繰り返す

入試対策に欠かせない「過去問」を効果的に使って、得点アップにつなげましょう!

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