2020. 08. 28 15:00

Open Innovation Project – 学生と考える商品開発

INHOP Journal

熟成ホップを使って、あらゆるパートナーと共に、日本人の健康に寄与する商品開発がしたい。
そんな思いから生まれた学生向けのワークショップが開催された。
手をあげた人全員が商品開発パートナー。
そんなINHOP株式会社のオープン性の秘密とは?

ホップとブドウ糖を使った集中したい時のチョコレート!?ホップの香りでリラックスできるアイマスク!? ビールの原料として有名なホップを使った、ユニークな商品アイデアを考案する学生向けのワークショップが、品川で開催された。手がけたのは「ホップの力で、健康をもっと進化させる」 を理念に、令和元年に創業したベンチャー INHOP株式会社。ホップから抽出した健康素材「熟成ホップ」を使ったオープンイノベーションプロジェクトとして、本社を構える品川のコワーキングスペース・LIBPORTで働く学生たちと、商品企画にチャレンジする取り組みだ。

LIBPORTでのワークショップ風景

無限の可能性を持つ「熟成ホップ」

「熟成ホップ」とはキリンホールディングスが、ホップの持つ可能性を様々な商品に展開できる素材として研究開発したもの。ホップはヨーロッパでは古くからハーブとして生活に取り入れられており、その苦味にはビジネスパーソンや学生にも嬉しい様々な価値があると期待されている。この未来ある素材に光を当て、新たな市場を創造すべく、電通のクリエーティブ・ディレクターやアート・ディレクターらと立ち上げたジョイントベンチャーが、INHOPである。「熟成ホップ」の商品開発プロジェクトの可能性は無限にあり、現在も教育分野やスポーツ分野などで、数多くのプロジェクトが同時並行的に進められている。

手を挙げた人全員が商品開発パートナー

INHOPの最大の特徴は「熟成ホップ」を使った商品を自社だけで開発するのではなく、このホップの力を活用して日本人の健康に寄与したいと願う、すべてのパートナーと商品開発を進めるオープン性だ。まさしく、手を挙げた人全員が商品開発パートナー。そこには業界も年齢も職業も関係ない。今回の学生向けワークショップでも、優れたアイデアはINHOPのブランド戦略を担当する宮坂CBOによって、商品イメージが制作された。

菅野さん企画の商品アイデア
新宮さん企画の商品アイデア

熟成ホップが持つ自然由来の力。KIRINの開発力・サプライチェーンの強み。電通の企画力・創造性。そして、無限に広がる開発パートナーたちの力が掛け合わさった時、ホップが生み出す健康の未来に、大きな光が射すはずだ。