What’s 熟成ホップ

ホップは、ビールの原料として知られている素材ですが、ヨーロッパなどでは古くからハーブとして生活に取り入れられていました。ホップ独特の苦味には、健康によい影響を与える可能性が眠っていると考えられているのです。そんなホップをキリンホールディングスが10年にわたり研究を続け、様々な食品にホップの価値を展開できる健康素材として開発したのが「熟成ホップ」です。

熟成ホップの健康効果

熟成ホップには、様々な健康効果が期待できることが研究によって明らかになりつつあります。

集中力の向上

記憶力の向上

思考時の疲労感
を低減

熟成ホップに含まれる苦味成分が、海馬や前頭葉に刺激を与えて、脳機能の活性に寄与する効果を確認！

脳機能活性の仕組み

ストレス状態の
改善

熟成ホップに含まれる苦味成分の働きで脳が活性化され、
ストレス状態を改善！

認知機能への
サポート

熟成ホップに含まれる苦味成分の働きで、脳内の炎症を抑制し、認知機能をサポート！

体脂肪の低減

熟成ホップに含まれる苦味成分の働きで、褐色脂肪組織を活性化し、脂肪を燃焼！

体脂肪低減の仕組み

What’s熟成ホップ

ホップはアサ科の多年生植物で、ヨーロッパをはじめ北半球の各地で古くからハーブと生活に取り入れられてきました。ビールの原料としてよく知られているため、アルコールのイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ホップ自体はアルコールに変わることはなく、味や香りを高めたり、抗菌作用によりビールの腐敗を防ぐために使われているハーブなのです。そしてホップは、ただのハーブではありません。体内の中枢神経などに作用し、生体活動を調整する力をもつ”薬用植物”でもあるのです。

ホップの

香り

自律神経を調整しストレス負荷をおさえることで鎮静効果を発揮。リラックス感やくつろぎをもたらし、睡眠にもプラスの影響が報告されています。※1,2

ホップの

イソキサントフモール

女性ホルモンに似た働きを持っており、更年期障害の緩和※3や骨密度低下の抑制※4など機能があると言われています。

ホップの

苦味

毬花にあるイソα酸という苦味酸が中枢神経を刺激することで、生体活動を活性化する機能が報告されています。※5

※1 Nutrients. 2019 Jan; 11(1): 9.
※2 Flavour and Fragrance Journal. 2014, 29(4): 193-219.
※3 Reproductioon. 2002, 123(2): 235-242.
※4 骨粗鬆症モデルラットにおけるビールに含まれるホップ由来成分の骨密度減少抑制効果、日本栄養・食糧学会 2003.
※5 The FASEB Journal. 2019, 33(4): 4987-4995.

ホップの力を活かす
「熟成ホップ」

健康によい影響を与える可能性のあるホップですが、そのままのホップは苦味が非常に強く、ビール以外の食品に利用するのが難しい素材でした。そこで苦味がまろやかになることが知られていた「熟成したホップ」に着目。そのメカニズムについてキリンホールディングスが10年以上にわたり研究を続け、様々な食品に利用できるように苦味を1/10にまで抑えた健康素材として開発したのが、「熟成ホップ」です。さらに、この「熟成ホップ」自体に、脳機能改善と体脂肪低減の効果があることを突き止めたのです。