2020. 12. 29 15:00
INHOP × Cuore 新商品開発プロジェクト
第4回 調味おかずでアスリートをサポート
健康素材「熟成ホップ」の力を、アスリートたちのパフォーマンス向上のために活用する新商品開発プロジェクト。
プロサッカー選手の長友佑都選手の専属シェフを務める加藤超也氏と共に、熟成ホップの健康効果はそのままに、
その苦味を活用したアスリートのための食品開発へのチャレンジを、シリーズで連載していきます。
人間のカラダの可能性を拡げるこの「熟成ホップ」の力を、アスリートたちのパフォーマンス向上のために活用する。プロサッカー選手の長友佑都氏がCEOを務める「株式会社Cuore」との新商品開発プロジェクト!
第4回目となるこちらの記事では、今までの加藤シェフとのディスカッションを踏まえた上で、実際の商品アイデアについて考えていきたいと思います。
手軽さ×ナチュラルさ
前回まで私たちは、アスリートが悩む食事の課題について詳しく伺ってきました。スポーツに打ち込む子どもをもつパパ・ママだけではなく、トップアスリートすらも悩む課題。体に悪影響のないナチュラルさはもちろんのこと、時間がない中でも食べられる手軽さと、栄養価を兼ね揃えている食材を探すのは至難の業です。結局は手近に入手できる補食に頼ってしまう現実を変えるために、熟成ホップが持つハーブの力を使って、アスリートのための最適な補食を開発することを目標に設定しました。
長友選手も求めるソーセージ
アスリートのための最適な補食を考える上で、加藤シェフが教えてくださった興味深いエピソードがあります。それは、長友選手が「ソーセージが食べたいから日本で買ってきてほしい」と加藤シェフによくお願いしてくるというものです。加藤シェフはこのソーセージにこそ、大きなチャンスがあるのではと話します。ソーセージはそれ単体で食べても、補食として成り立つ食材ですが、その用途は多岐に渡ります。チャーハン・オムライス・スープ等の具材になる。お弁当の一品にもなる。ロールキャベツに入れれば、だしの代わりにもなる。アスリートも大好きなバーベキューの定番メニューのひとつでもある。調味料として、様々な料理に転用できる、まさしく万能な『調味おかず』です。どの家庭の冷蔵庫にも必ずあるということも、アスリートを支える意味で大きな可能性を感じます!
ソーセージとホップの相性
またソーセージは、熟成ホップとの相性も良いのではと加藤シェフは話します。実際のソーセージづくりでも、様々なハーブが原料として使われていること。さらに、ホップが原料であるビールとソーセージは、誰もが認める相性抜群の組み合わせ!ビールの苦味との相性が良いのであれば、ソーセージの原料のひとつとして、熟成ホップを入れることは、おいしさを引き出す効果があるかもしれません。例えば原料のひとつとして、前回の記事でお話があったトマトを加え、トマトソーセージにすることで、苦味を抑えつつ、栄養価の高い補食にもなりそうです。
ソーセージに大きな可能性を感じた私たちは、熟成ホップ×ソーセージの開発を決定しました。どのような形になるのか、こうご期待下さい!